【感想】おすすめの本!ひすいこたろう著「この世界は素晴らしい場所になる」
- 最近ついてないな、と感じている方
- なんで自分だけ、と感じている方
- 思い通りにならないなあ、と感じている方
- 困難な状況の中なにか糸口があるはず、ともがいている方
題名:この世界は素晴らしい場所になる
著者:ひすいこたろう
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2024/4/19
ページ数:348p
簡単要約
日常の小さなことにも価値を見出し、ポジティブな心持ちで生きることの重要性を分かりやすく説明している本です。
また、身近な出来事や人々との関わりを通して、人生をより充実させるためのヒントやアドバイスが多数紹介されています。
他人とのつながりや感謝の気持ち、愛情を持つことの大切さについても触れられ、「素晴らしい世界」を感じ取ってもらうためのヒントが詰まっていて、心温まる内容となっています。
なぜ、この本を選んだのか?
この数年私自身、転職や親の介護・親の死など、大きく環境が変わる日々を過ごしてきました。
そして、後ろ向きになったり、行動する前に諦めていたりと、物事を悲観的に考えることが多くなりました。
そんな自分は好きではなかったし、何かを変えないといけないと、もがく日々を送っていました。
そんな時、この「この世界は素晴らしい場所になる」という本の表紙に目が留まり、読み始めました。
心に響いた名言
この一文は、この「この世界は素晴らしい場所になる」という本が伝えたいことを端的に表していると思います。
人はそれぞれ考え方の癖があります。
前向きにとらえるのか?後ろ向きにとらえるのか?
本書は、物事はとらえ方次第で、自分を取り巻く世界がいかようにもなることを教えてくれます。
読み進めるうちに、物事をどう捉え、どう見るかがいかに大切かということが理解できると思います。
問題が起こった時、その問題をどうとらえるのか。
「今日もバタバタと忙しかった」と疲れて1日を終えるのか、それとも、「今日も1日頑張ったな」と自分を褒めてベットに入るのか。
きっと後者の方が、良い気分だし、気持ちにも余裕ができて、次の一歩が前向きになものになるかもしれません。
こちらは、今まで諦めていたことが、自分の解釈ひとつで変わるかもしれないと、私自身ポジティブになった一文です。
「雨が降っていて気分が落ち込むなあ」と思う1日なのか?
「雨の音が心地よくて、落ち着くなあ」と思う1日なのか?
どちらもよくある雨の日だけど、とらえ方でこんなにも違う1日になってしまう。
本書は、物事を多面的に読み取れるよう、思考の矯正も行ってくれる本だと思います。
心に響く言葉ばかりで、本が付箋ばかりなってしまいました。
読み終えて
近頃、大人になるにつれて付き合う人や出会う人が減り、限られてくるように思います。
そして、影響や刺激も、以前より少なくなっている気がします。
しかし、それらは気のせいで、今からでも解釈ひとつで世界が変わることを、この「この世界は素晴らしい場所になる」という本は教えてくれます。
まとめ
毎日に感謝しつつ、一方で同じような毎日に疑問を持っている時、小さな風穴を開けるために読書をおすすめします。
そしてなかでも、この「この世界は素晴らしい場所になる」という本をおすすめします。
私自身、読了後、気づかされることが多く、少しづつ日々が動き始めたと感じる、今日この頃です。