【感想】著書「移動する人はうまくいく」から学ぶ~移動することがもたらすプラスの影響~
- 代わり映えしない毎日にうんざりしている方
- 仕事がうまくいかない方
- 今の人間関係に悩んでいる方
- 充実した毎日を過ごしたい方
本の紹介
題名:移動する人はうまくいく
著者:長倉顕太
出版社:すばる舎
発売日:2024/4/11
ページ数:216p
簡単要約
お金・人間関係・仕事・運・行動力・充実した毎日が手に入れられる方法とは?
それは「移動」すること。
「移動」することで人生が良い方向に動き出す、ということを著者の経験を交えて書かれています。
ここでいう「移動」とは、ただ場所を移動するだけではなく、考え方、環境、仕事、人間関係など、あらゆる変化を指しています。
「移動」することで得られるメリットやとどまることのリスク、「移動」を成功させるアクションプランなどが分かりやすく解説されています。
この本に出会ったきっかけ
私自身、約20年勤めた会社を辞め、転職した経験があります。
転職し、周りの環境が変化し、関わる人々も変わりました。
振り返ってみると、この時期からモノの考え方や見方などが大きく変わったな、と感じます。
そして、この『移動する人はうまくいく』という本のまえがきを読んだとき、「私もそう思った!そう感じた!」という共感する部分が多く、同士を見つけた気分になり、手に取りました。
小さな一歩の移動でも、何かが変わり始めますよ
心に響いた一文
① 私たちは、「環境→感情→行動」で行動が決まる。
本の中では、引っ越しを例えにしています。
先程お伝えした通り、私は転職の経験があり、この一文には大きくうなずきました。
長年勤めた場所では、勝手が分かっているため、今までのことをやりこなしていれば何とかなります。
しかし、慣れ親しんだ場所から移動し、環境が変わると、「こうした方が良いかな」「あれはどうしたらいいかな」などと色々な考えや感情が湧いてきました。
そして、それらの感情をもとに、自分の取るべき次の行動が決まっていきました。
感情が伴わないと人は行動しずらい生き物です。
実体験ですが、行き詰っている時や悩んでいる時は、立ち止まらず少しでも行動し動くことが大切だと思います!
② 場所を変えると、人は考えるようになり、感じるようになる
日常は感覚を鈍くさせます。
目の前のことが当たり前になり、考えることが少なくなります。
私自身、異動や転職を経験した際、今まで以上に、周りをよく観察するようになりました。
そして、自身のことを振り返り、仕事やプライベートなど先のことをよく考えることが多くなりました。
そのことからも、少しの刺激で視野が広くなるのだなあと思います。
③まずは移動することで、今までと違う景色が見えるようになり・・・
旅行、特に海外旅行に行くと、上記ことを感じることが多いです。
人、ルール、環境、食生活など違う国に行くと、初めて知ったことや思っていたことこともあり、日本の良さを再発見することもあります。
そして、その国や人に興味を持ち、「言葉を喋れるようになりたい」「もっとその国のことを知りたい」という気持ちが湧いてきます。
実際私は、海外旅行のあと「英語を喋れるようになりたい」と思い、大人になった今、英検3級から勉強し直しています。
本からのアウトプット紹介
5-1 生成AIに触れる
ChatGPTだけではなく、他の生成AIにも触れ、SNSやブログに活かすようにしています。
漠然と自分の中にあるものが、形にしやすくなり、自分の可能性や振り幅が広がっていることを実感しています。
現在は、生成AIの力を借りながら、子供向けの本を出版するために日々奔走しています。
5-2 見切り発車する
私は、細かいことが気になり始めると、行動までに時間がかかってしまったり、時には行動に移せないままのこともありました。
しかし今は、意識的に、完璧でなくてもいいから、60点位の完成度のままでも実行に移し始めるようにしています。
行動してみると案外簡単だったり、修正しながら行動する方が早く物事を進められたりと、プラスの部分が多く感じます。
このブログも、誰かの役に立てればという気持ちを軸に、ブラッシュアップし続けています。
まとめ
最近の世の中の流れから、萎縮したり、挑戦しづらかったりと、一歩を踏み出すまで大きな力が必要なことが多いかもしれません。
しかし、その一歩がたとえ小さくても確実に物事が動き始めます。
「そうは言っても、何から始めればいいのか分からない」という方は、ぜひこの『移動する人はうまくいく』という本を手に取ってみてほしいです。
悶々とする毎日を変えるための支えとなる1冊になると思います。