【感想】「リセットの習慣」から学ぶ~悪い流れを断ち切るための方法~

- なんとなく調子が良くないなと感じる方
- 忙しくて、気持ちに余裕がないなと感じている方
- 何か新しいことを始めたいけど、何から始めたらよいか考えている方
- 悪い流れを断ち切ってリセットしたい方

本の紹介
- 題名:リセットの習慣
- 著者:小林弘幸
- 出版社:日経BP
- 発売日:2022/8/2
- ページ数:239p
簡単要約
自律神経研究の第一人者の著者が、心身の悪い流れを断ち切り、いい流れを変えるための行動術を99個紹介しています。
自分・仕事・他人・ストレスなど、様々な側面からのリセット術が載っています。
それぞれは簡単で、すぐに取り入れられるものばかりです。
また、本書で使われているリセットとは、「戻す」ではなく「新たに始める」という意味で書かれています。
今から新しいワクワクする人生を始める手がかりが、たくさん散りばめられている本となっています。

物事がうまく行かないときってありますよね。
この本に出会ったきっかけ
仕事やプライベート、心身、すべてが調子が悪い時期がありました。
私は悩んだり・上手くいかないなと感じた時、解決の糸口を見つけるため本屋さんに行くのですが、そんな時に出会いました。
リセットという響きが、前向きな言葉に感じたのを覚えています。
本の帯には、「悪い流れを断ち切る99の行動術」と書いてあり、私でも1つや2つでもできることがあるだろうと思い、手に取りました。

心に響いた一文
落ち込んでいるときほど、無駄な時間を過ごさない
振り返ってみると、私は落ち込んだ時、家から出ず、ゴロゴロしたり、YouTubeばかり観て過ごすことが多いです。
しかし、その場に留まっていても、気分は良くならないし、自己嫌悪になることがよくありました。
気持ちというのは、身体が発している反応の1つです。
じっとしているのではなく、家の周りを散歩して、少し身体を動かすことも簡単な解決法かもしれません。
少しでも早く悪い流れをリセットして、次の新しい波に乗る準備をするほうがいいですしよね。
最近では、意識的に散歩する時間を取るようにしています。
ストレスとは「起こった事実」によって引き起こされているのではなく・・・
「なるほど。たしかにそうかも」とうなずいた一文でした。
頭の中で考え過ぎると、想像だけでストレスが大きくなってしまうことがあります。
本書では、ストレスを書き出すことを提案されています。
書き出すことで客観的に物事を見ることができ、見ることで冷静にもなれる。
意外と書き出してみたら、大したことのない事柄だと気づくかもしれません。
「ゴール」でなく「スタート」を目指す
次を目指す、という前向きな言葉ですよね。
「もう年だから・・・」「今から初めても遅いし・・・」
年を重ねると、落ち着いてきたり、諦めに似た感情になることが多くなります。
しかし、今は人生100年時代と言われます。
現代は、AIやワークライフバランス、転職や副業など、物事を始めやすい環境が、以前と比べてそろっています。
次のスタートの準備をするのに、遅い早いもありませんよね!

心に残る言葉ばかりで、本が付箋だらけになってしまいました。
(下の写真は、実際読んでいた本です。↓)

本からのアウトプット紹介
今から何ができるか?を考える
周りを見渡すと、今に打ち込んでいる人は、生き生きとしているように見えます。
諦めなければ、次の景色が見えてきます。
私は転職を経験したことで、自分で未来へのレールを引く重要性を再認識しました。
そして40代の今、ブログ・SNS発信・投資・生成AIなど、以前から気になっていたことに挑戦し始めました。
大人になって、好きなことを勉強し経験することは楽しいものです。
小さな達成感を意識する
私はよく、目標を掲げても達成できず、自己嫌悪になることがあります。
思い返すと、最初に掲げる目標としては、ハードルが高すぎるのかもしれません。
最近では、最終目標から逆算して、いくつかの小さな目標に分けて、ロードマップを作るようになりました。
例えば、このブログ記事を完成させるために、「1日2ページは本を読む」などです。
このような小さな目標でも、充分に達成感は味わえます。

積み重ねていくことで自信にもなることを実感している、
今日この頃です。
まとめ
無理に頑張り続けるのではなく、思い切ってリセットし、悪い流れを断ち切り、良い流れに乗ることも大切だということを知りました。
始めるタイミングは、過去でも未来でもありません。
今、この瞬間です。
この『リセットの習慣』という本は、すぐ実行できることばかり載っているので、読んだその場からアウトプットできます。
新しいことを始めたいと考えている方、なんとなく行き詰っているなあと感じている方は、ぜひこちらの本を手に取ってほしいと思います。