【感想】おすすめの本!松尾茂起著「沈黙のWebライティング」
- Webサイトやブログのアクセス数が伸び悩んでいる方
- どのSEO関連の本を読んだらいいか迷っている方
- Webを使って、顧客へサービスや商品を販売している方
- Webライターやブロガーを始めたばかりの初心者の方
題名:沈黙のWebライティング-Webマーケッター ボーンの激闘-
著者:松尾茂起
作画:上野高史
出版社:エムディエヌコーポレーション
発売日:2022/4/22
ページ数:640p
簡単要約
この「沈黙のWebライティング」という本は、手に取っていただければ分かりますが、厚さが約3.5㎝もあり、存在感たっぷりの見た目となっています。
こちらは、ストーリー形式となっており、読みやすく、Webライティング技術を初心者にも分かりやすように解説した1冊となっています。
SEO対策や読者に響く文章の書き方、Webでの情報発信のコツを学べるライティングの実用入門書となっています。
ストーリは、老舗の旅館を引き継いだ姉弟が、傾きかけた旅館を立て直すため、謎のお客たちに手ほどきを受けながら旅館のWebサイトを上位表示させるため四苦八苦、そして・・・。
なぜ、この本を選んだのか?
「あなたが読んでいるこのブログを立ち上げるために、この本を手に取りました!」
というのは、本当です!
これまでブログやライティング、文章に関する本を読んだり、SNSで調べる中で、よく取り上げられていた本が、この「沈黙のWebライティング」でした。
しかし以前、本屋さんで手に取ったのですが、あまりの本の厚さにめげてしまった過去がありました。
しかし、本気でブログに向き合おうと思い、真っ先に頭に浮かんだ本がこの「沈黙のWebライティング」でした。
この1冊を読めば、初心者の私でもWebライティング基礎を知ることができました。
SEO分野では古典作品といってもよい名著です!
心に響いた内容
この「沈黙のWebライティング」という本には、自分事化という言葉がよく出てきます。
「これは今の自分にピッタリの商品だ」「今の自分を代弁している記事だ」など、あたかも自分のためのものだと感じたとき、人は共感し、行動を移す
サービスや商品をセールスをする際、自分本位に相手を説得しがちです。
しかし、サービスや商品を手に取ってくれたけど、相手が「仕方なく」「しぶしぶ」という気持ちだったら悲しいですよね。
きっと、サービスや商品の良さは相手の心には響かないし、もちろんリピート客にはなりません。
相手の立場に立って、物事を伝えることがいかに大切か。
私もブログやSNSで発信する際、強く意識している部分でもあります。
まずこちらは、たとえ話を交えながら感情を伝えます。
そして、その感情をもとに相手に興味を持ってもらい、自分事として感じ、共感してもらう。
人は自分事として物事をとらえることで、その物事に向き合い、自然と次の行動に移します。
他人事だと、気にも留めないですよね。
このブログが、あなたの共感を得られる場所であったらうれしいです!
読み終えて
ボリュームのある本ですが、ストーリ形式ということで、あっという間に読み終えてしまいました。
初心者の私でも、SEOやライティングについて分かりやすく、充実した内容でした。
そして読み終えてみて、顧客対応していた私の経験から、ぜひ顧客へサービスや商品を販売している方にも、手に取ってほしい1冊だと感じました。
誰でも言葉を使って相手に何かを伝えます。
どうしても自分の言いたいことばかりを優先しがちです。
しかし、相手は自分事ではなく、他人事として素通りしてしまう。
いかに自分事として感じてもらい、相手の懐に入っていくか。
そんなときに活躍するWebライティングのノウハウが、初心者にもイメージしやすいように説明されていました。
まとめ
私はこのブログやSNSの発信を始めて、今まで何気なく使っていた言葉を意識することが多くなりました。
「相手に伝わる言葉」について深く理解したかったので、この「沈黙のWebライティング」という本は最適でした。
Webを通して、何かを発信している方は、読むことでトクしかない本だと思います。
ぜひ、手に取ってみてください。